洗面所のトラブル
1.洗面所つまりの主な症状
2.洗面所つまりの原因
3.洗面所つまりの対処方法
毎日、洗顔や歯磨きなどで使う洗面所は、石鹸カスや歯磨き粉などが少しずつ排水管に蓄積して詰まる場合があります。また、最近のシャワー付き洗面台などで髪を洗うケースも増えて毛髪やシャンプーカスも詰まりの原因になります。洗面所の詰まりは主に以下のような症状です。
日頃から、パイプクリーナーなどで汚れが蓄積しないようにメンテナンスする、髪の毛などが流れないように排水口にフィルターを付けるなどして予防する、異物を落とさないように注意する、などの対策をする必要がありますが、汚れが蓄積して排水が詰まった、異物を落としてしまった場合は、原因を突き止めて適切な対策をする必要があります。自分で出来る対処方法もありますが、専門業者に依頼しないと解決しない重いトラブルもあります。
毎日の手洗いや洗顔、洗髪などによる生活排水の汚れが蓄積して、洗面所詰まりを起こします。また、洗面所の排水管は他より細い場合も多いので詰まりやすいです。
洗面所詰まりの原因物質は主に以下のものです。
・髪の毛や皮脂
・洗剤や石鹸カス
・アクセサリーやヘアピンなどの異物
洗面所詰まりを起こす箇所は主に以下の部分です。
・ヘアキャッチャー
・S字トラップ
・排水パイプ排水管
どこに何が詰まったか原因と場所を特定して、詰まりを解消する必要があります。
簡単で誰でも出来る対処方法です。ヘアキャッチャーを取り外して、絡まっている毛髪やゴミを除去して、歯ブラシなどでキレイに掃除します。ぬめりなどある場合は、塩素系漂白剤などに漬けてしばらく放置します。洗い流したヘアキャッチャーを排水口に戻して、水が流れることを確認します。
完全に詰まってしまった場合は、あまり効果がありませんが、流れが悪くなった初期には試す価値があります。フタとヘアキャッチャーを取り外し、パイプユニッシュなどのパイプクリーナーを排水管に流します。商品に記載の時間放置したあと、水を排水口に流して溶かした汚れを洗い流します。
重曹と酢を使う場合は、フタとヘアキャッチャーを取り外し、重曹をたっぷりと振りかけます。少し経ってから酢を注ぐと重曹のアルカリ性と酢の酸性が反応して泡が発生し、汚れを浮き上がらせます。数十分放置して最後に水を流します。
ヘアキャッチャーの掃除やパイプクリーナーで詰まりが改善しない場合は、洗面台下の扉を開けて、配管を外して直接掃除します。排水管には、S字トラップやP字トラップなど曲がった配管がありますが、途中にあるナットを外して手で取り外せるようになっている配管が多いです。
汚水がこぼれないように下にバケツを置いて、トラップについているナットを外して分解して、取り外したパーツ内に詰まっているゴミや髪の毛を取り除きキレイに洗います。元通りに戻してから水が流れることを確認します。ただし、元に戻す際にナットがゆるかったりパッキンがきちんとはまっていない場合は、今度は水漏れを起こしてしまいます。元の状態を写真などで撮っておいて作業をするのが良いです。自信のない方は専門業者に依頼しましょう。
上記のような対処方法で改善しない場合は、更に奥の排水管が詰まっているケースです。こうなると専門の業者を呼んで高圧洗浄機などの専用機材を使って詰まりを直してもらう方が良いです。
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