
屋外水栓柱の水漏れコラム
庭のあるご自宅にお住まいの方で、家庭菜園や芝の管理をされているなら庭の水道である「水栓柱」は欠かせません。しかし水栓柱は屋内の水栓と比較して取り付け方が簡単である特徴がありますが、常に屋外にあるため雨風にさらされたり車や自動車、ボールがぶつかって傾いてしまうなど、損傷しやすい特徴を持っています。そのため新築時に庭に設置した水栓柱が古くなってしまい使えなくなった、破損してしまった場合には新しいものに交換を行う必要が出てきます。
水栓柱の設置は今まで水道が惹かれていなかった場所に新設する場合、給排水配管が必要となるため工事は破水装置工事主任技術者のいる水道局指定工事店に依頼を行う必要があります。
しかしすでに水道が引かれている場所に新しいものを交換するという場合は、DIYの知識があれば簡単に交換することが可能なカバータイプも販売されているので、その程度であれば自分で行うことも可能です。ただし水道管の改造や修繕といった配管工事をともなう交換に関しては、水道局指定工事店に依頼することが義務つけられているため、DIY上級者の人であっても自分で交換を行うのは非常に危険ですし、各地方自治体の条例に違反してしまう可能性が高いので、自分で対処せず専門業者に依頼することが大切です。
では実際に水栓柱の交換方法はどのような流れで行われるのかというと、水道の元栓をしっかり閉めたことを確認してから水道管を掘り出してパイプカッターを準備しカットします。次に古くなった配管を取り除き新しい配管を接続して水栓柱を組み立てます。後は柱部分に水栓柱カバーを取り付け、シールテープを使用して蛇口を取り付けます。次に保温材を使用して凍結防止処理を行い、周囲の土を踏み固め水平器でレベルを確認するという流れです。
専門業者に水栓柱の交換を依頼した場合にかかる費用の目安としては、現在と同じ場所で交換する場合作業料金は4万4千円からが相場となり、材料費は別途で発生します。多くの業者は事前に見積り料金を出してもらえるので、どれくらいかかかるのか把握してから依頼をしましょう。