インターネットからのお問い合わせで、大阪府柏原市よりトイレつまりトラブルにお困りで至急来て欲しいとのことでした。
お客様の声
22時を回っての実家からの着信に、高齢の両親のどちらかになにかが生じたのではと、条件反射的に身構えてしまいました。
「便器から水があふれてきた。どうにかしてくれ!」
切羽詰まったかのような父の口調に、トイレつまりだと確信しました。
しかしながら時間も時間ですし、これから私が駆けつけることはできません。
専門業者に電話するしかない、と思いつつ、これまで耳にしてきたとある噂話が引っかかり、直ぐには行動に起こせませんでした。
「悪徳な業者にぼったくられる。とりわけ高齢者は要注意」
あらゆる業種に共通するリスクですが、年齢を差し引いてもコミュニケーションが不得手な両親だけに、この不安が直ぐにはぬぐえませんでした。
受話器の向こうの父親の声は、焦りからだったのでしょうか、次第に語気も荒っぽくなり、切迫した状況が手に取るように伝わってきました。
「わかった。今から業者さんを手配するから。1度電話を切って、俺からの連絡を落ち着いてまってくれよ。いいね」
噛んで含めるように諭し、両親宅に近く、深夜でも即日出動してくれそうな業者の検索を始めました。
幸いにもほどなく見つけたその業者さんは、電話応対も丁寧で、私の不安感を自然と取り払ってくださいました。
事情を説明すると、見積その他の金銭面のことは私と電話連絡を取りつつ、直ぐに現地に急行いただけるとのことで、大変助かりました。
「知らない人が訪ねてきたら、簡単に玄関を開けてはいけない」
日頃から口酸っぱく繰り返していましたが、この場面ばかりは、例外中の例外でした。
そんな気をもまざるを得ない時間のなか、実家に到着した業者のスタッフさんから電話が入りました。
ここまでくれば、後はお任せするしかありません。
気になっていた見積もりに関しても、現状をチェックからの説明に続き、明確に金額を提示いただき、私から安心して、正式に着手をお願いできました。
失礼があってはならないと、現場での業者さんとの応対は母親に任せ、父にはその場所を外すように指示しました。
ほどなくトイレつまりも解決しましたが、その原因を聞かされた私は、携帯を片手に少々赤面状態でした。
どうやら夫婦そろって、日々食べ残した食材を便器に流して処分することが、いつしか習慣化していたようでした。
水に溶けないチーズの透明の包装シートなども、お構いなしで便器に落とし込んでは、レバーを引き続けていたようでした。
これでは排水管が詰まってしまい、限界を超えた時点でトイレの水が逆流して当然です。
私はスタッフの方に幾度もお詫びを繰り返しました。
後日自宅に立ち寄った際に、両親をこっぴどく叱ってやるつもりでしたが、その前にトイレだけでなく、両親にも最適の対応がなされていました。
「あの日は夜も遅かったのに、業者の人がていねいに説明してくださってね。私たちが悪かったんだね。騒がせて申し訳なかったね」
母親からのこの一言に、私は当日お世話になったスタッフさんの親切な対応と素晴らしい仕事振りに、心の中で両手を合わせていました。
その後は幸い、トイレを含めた水回りのトラブルは生じていません。
「なにかあったら、まずは俺の携帯に電話してきてくれよ。俺からあの業者さんに連絡して、この前みたいにきちんと対応していただくからさ」
実はすっかり甘えている私ですが、遠慮なく頼りにさせていただいています。
どんな小さなことでも、気軽にご連絡ください。大阪府柏原市トイレつまり便修理