屋外水栓・排水管、給水管水漏れの前兆と症状を知ろう

屋外での水漏れは、完全に水が噴き出す前にいくつかのサインが現れることがあります。これらの前兆を早めに察知することで、大きな被害を防ぐことができます。ここでは、よく見られる前兆や症状を具体的に解説します。
当社スタッフからのコメント
散水栓・立水栓から水漏れ
散水栓や立水栓は、屋外でよく使用されるため、劣化や接続部のゆるみによる水漏れが発生しやすい箇所です。
- 使用していないのに蛇口の根元から水が漏れている
- 散水ホースの接続部分から水が漏れる
- すべての水道を一切使用していないにもかかわらず、水道メーターの針だけが回り続けている
当社スタッフからのコメント
家の外壁から水漏れ
屋外の給水管や排水管は、地中や壁の中、住宅の床下などさまざまな場所に設置されているため、外壁から水が染み出している場合、内部の配管でトラブルが発生している可能性があります。水が流れているはずのない場所から水が流れ出ている場合は、配管からの水漏れを疑いましょう。
- 壁に濡れた跡が残る
- 配管の接続部から水が噴き出す
雨が降ってないのに地面が濡れている
雨が降っていないのに庭や玄関周りの地面が濡れている場合、地中の配管が破損している可能性があります。
- 一部分だけ土が湿っている
- 水たまりができる
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水道料金が上がる
特に目立った水漏れが見られなくても、水道料金が突然増加する場合は、屋外配管の水漏れが疑われます。
- 家庭での水の使用状況に変化がないか確認
- 蛇口や配管周りを点検
屋外の水漏れの原因は?

屋外での水漏れにはさまざまな原因があります。どの箇所で発生しているか、何が原因なのかを特定することが、適切な対処の第一歩です。ここでは、屋外での水漏れの主な原因を詳しく解説します。
散水栓・立水栓の劣化や故障
散水栓や立水栓は屋外で使用されるため、紫外線や雨風の影響を受けやすく、劣化や故障が発生することがあります。
- 長期間使用により、パッキンや内部部品が劣化
- 接続部の緩みや錆び
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排水管の詰まりによる水漏れ
排水管が詰まると、水が正常に流れず、逆流して水漏れが発生します。これは、雨水やゴミ、泥などが排水管内に溜まることで起こります。
- ゴミや落ち葉、土砂の堆積
- 配管内部に油や汚れが固まる
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給水管・排水管の劣化や破損
水漏れの原因としてもっとも多いのが、給水管や排水管の劣化や破損です。最近の配管は塩ビ管が主流ですが、耐用年数は30年前後で、耐用年数を大きく超えて使用していると、経年劣化による破損で水漏れの可能性があります。
- 配管の素材が劣化(特に金属製の配管)
- 地盤沈下や地震による配管のひび割れ
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凍結による配管の破損
冬場に気温が低下すると、配管内の水が凍結し膨張して、ひび割れや破損を引き起こすことがあります。
- 凍結した水が膨張し、配管に圧力がかかる
- 破損後に水が漏れる
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自分でできる屋外水漏れの対処方法

屋外の水漏れが軽度な場合は、専門業者を呼ばなくても、自分で対処できることがあります。正しい道具と手順を知ることで、問題を迅速に解決できます。ここでは、初心者でも取り組みやすい屋外水漏れの修理方法を解説します。
蛇口のパッキン交換
蛇口内部のパッキンが劣化していると、水漏れが発生します。パッキンを交換することで、簡単に解決できる場合があります。
- モンキーレンチ
- 新しいパッキン
- ドライバー
- 水道の元栓を閉めます
- 蛇口のハンドルを取り外し、内部のパッキンを確認します
- 劣化したパッキンを取り外し、新しいものと交換します
- ハンドルを元に戻し、水漏れが解消されたか確認します
当社スタッフからのコメント
ナットの締め直し
蛇口や配管の接続部分がゆるんでいると、そこから水漏れが発生することがあります。しかし、ナットを締め直すだけで簡単に解決する場合もあります。
- モンキーレンチ
- 水道の元栓を閉めます
- ゆるんでいるナットをモンキーレンチでしっかり締めます
- 元栓を開けて、水漏れが解消されたか確認します
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蛇口のシールテープを巻き直す
蛇口の接続部分で水漏れが発生する場合、シールテープを巻き直すことで漏れを防ぐことができます。
- シールテープ
- モンキーレンチ
- 蛇口を取り外します
- 接続部分の古いシールテープを取り除きます
- 新しいシールテープを接続部分にきつく巻きます
- 蛇口を元に戻し、水漏れが解消されたか確認します
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蛇口本体の交換

蛇口本体が劣化している場合、パッキンなどの部品交換ではなく、蛇口全体を新しいものに交換する必要があります。
- 新しい蛇口
- モンキーレンチ
- 水道の元栓を閉めます
- 古い蛇口を反時計回りに回して取り外します
- 新しい蛇口を時計回りに取り付けます
- 元栓を開けて、水漏れがないか確認します
当社スタッフからのコメント
地中や壁の中の配管水漏れは業者へ

地中や壁の中で水漏れが発生している場合、自力で修理するのは難しいため、専門業者に依頼することをおすすめします。
- プロ用の特殊な機材が必要
- 配管の位置や状態を正確に把握するのが難しい
業者に依頼する判断基準と業者の選び方

屋外配管や水栓柱からの水漏れは、自分達の応急処置では十分に対応するのが難しいケースが多いです。また、屋外の水漏れが深刻な場合や、自力での対処が難しいと感じたら、専門業者に依頼することを検討しましょう。ここでは、業者に依頼するべき症状や費用、選び方について詳しく解説します。
業者に依頼した方が良い水漏れ症状
屋外配管の水漏れが生じた場合、自分たちで対応が可能な応急処置だけでは不十分なため、なるべく専門業者の状況調査と適切な対処をしてもらいましょう。また、以下のようなケースでは、専門業者に相談するのが適切です。
-
水漏れの原因が特定できない
壁の中や地中で水が漏れている場合、位置や原因を特定するのが難しいため。 -
水が大量に漏れている
水道管が破損し、大量の水が流れ出している場合。 -
排水管が詰まっている
自力で清掃しても詰まりが解消しない場合。 -
配管が劣化している
古い配管が劣化し、広範囲で水漏れが発生している場合。
当社スタッフからのコメント
屋外排水水漏れを業者に依頼した場合の金額の相場
修理費用は作業内容や地域によって異なりますが、大阪エリアでの一般的な目安は以下の通りです。
屋外水漏れの
修理料金の相場
軽微な修理 (ナット締め 直し、 部品交換など) |
5,000円~15,000円 |
蛇口本体 の交換 |
10,000円~25,000円以上 |
配管の修理や交換 | 30,000円~100,000円以上 |
地中や壁の中の配管修理 | 50,000円~200,000円以上 |
相場よりリーズナブル!
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屋外排水水漏れを業者に依頼した場合の作業時間
作業時間の目安は、修理の規模や原因の特定にかかる時間によって異なります。
- 軽微な修理(部品交換など):30分~1時間
- 蛇口本体の交換:1~2時間
- 配管の修理や交換:2~6時間
- 地中や壁の中の修理:半日~2日以上
屋外排水水漏れ業者の選び方
信頼できる業者を選ぶためには、以下のポイントを確認しましょう。
- 口コミや評判をチェック: ネット上のレビューや知人からの紹介を活用して、評判の良い業者を選びましょう
- 見積もりが明確であること: 作業内容や費用が分かりやすく提示される業者を選ぶと安心です
- 緊急対応が可能か: 緊急時に迅速に対応してくれる業者を選ぶと、トラブルを最小限に抑えられます
- 保証内容を確認: 修理後に問題が発生した場合でも対応してくれる保証がある業者を選びましょう
当社スタッフからのコメント
屋外水漏れの予防

屋外での水漏れは、日頃からの点検や注意で未然に防ぐことができます。ただ、屋外配管の水漏れは目が届きにくいため、意外と気づきにくいものです。ここでは、簡単に取り組める予防策を紹介します。
凍結対策
冬場に水道管が凍結すると、水漏れの原因となります。以下の方法で凍結を予防しましょう。
- 配管に断熱材や保温チューブを巻く
- 夜間に水を少量流し続けることで凍結を防ぐ
庭の蛇口を丁寧に使用する
蛇口の劣化を防ぐために、日常的な使用方法に気をつけることが重要です。また、定期的な点検とメンテナンスも大切です。
- 蛇口を強く締めすぎない
- 散水ホースの取り付け部分を適切に管理する
水道代金や地面の濡れなどをチェックする
水道料金や地面の状況を定期的に確認することで、水漏れの早期発見が可能です。
- 水道料金が急に上がっていないか確認
- 雨が降っていないのに地面が濡れていないか確認
- 配管や蛇口周りに異常がないか点検